キャンプに便利な紐の結び方【一重継ぎ】+応用編

ロープワークをメインに「ひとり親方ロープワーク」YouTubeチャンネルを運営しています「ひとり親方」です。2019年チャンネル登録者は2万人を超え多くの方にご視聴いただいています。

今回ご紹介する「一重継ぎ」(Sheet bend)はとても歴史の長いロープワークで、ある専門書によると新石器時代から人類によって使用されてきました（動画内で解説）。
シンプルながら理にかなった結び方に歴史の重みを感じます。分かり易く動画にまとめていますのでぜひご覧ください。
※動画の内容にご満足いただけましたら、チャンネルの登録と動画内の高評価ボタンのクリックのご協力をお願いします。

動画では「応用編」ということで先日ブログでも書きました「トグル」（留め木）を利用したロープワークをご紹介しました。

ボクは本業が植木屋なので材料調達に不足しません(笑)
枝の曲がりをそのまま利用して作ります。大きいのはロープ用に、小さいのは紐用にと別々に作ってみました。
「留める」ことが目的なので折れてしまってはいけません。固い木材を選びます。ボクはカシとヤマボウシで作りました。
特にヤマボウシは材がきめ細かいので仕上げが美しいです。カシは「樫」読んで字のごとく(笑)安心して使えますね。

「新石器時代」

冒頭でご紹介した通り、一重継ぎは「新石器時代」から使用されていたようです。
出典元は「結びのテクニック」という本です。

たくさんロープワークに関する専門書を読んできましたが、この書籍はその中でも群を抜いていてボクの中ではベスト3に入っています。
作りが丁寧で実際にロープワークの知識を深めたいという人の事を考えて作り込まれているのがよく分かります。
結び方だけではなく今回のようにそれぞれ結びに関するアレコレを付加情報として掲載しています、おすすめの逸品です♪

他にもおすすめするロープワークの本については→「最強アイスプライス」

チャンネルを支えてくれる人たち

2016年5月にYouTubeチャンネル「ひとり親方ロープワーク」を開設して、気が付けば丸3年が経過しました。ロープ1本でよくここまで続いたものだと自分でも驚いていますが(汗)、ボクの努力だけではなくチャンネルを支えて下さる支援者がいるのでなんとか続けてこられました。

そのうちの1人、海外の視聴者デーブさん。神戸ヒッチの考案者です。彼とはメールでやり取りをする仲で、ロープワークを使用するお仕事に従事されている関係で実用性の高いアイデアをたくさん教えて下さいます。今回のトグルを使用したロープワークも実際に彼が仕事や趣味で使用しているものです。スキルを自分のものだけにするのではなく共有しようとする彼の姿勢にはいつも感謝しています。

このような方々によってボクのチャンネルは支えられています、本当にありがたいことだと感じています。

それでこのような貴重な情報を、海外の方のためにも頑張って英語字幕を自分で付けて動画を出しています。
実は、動画の編集作業の7割くらいはこの字幕を付ける作業です(汗)ものすごい時間がかかります(笑)
たくさんの海外の方にも見て頂けたらとても嬉しいです。

◆YouTubeで作業の手助けになる動画をたくさん作ってます

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