紐やロープの便利な結び方【繋ぐ方法】Shake Hands Bend

ロープワークをメインに「ひとり親方ロープワーク」YouTubeチャンネルを運営しています「ひとり親方」です。2019年チャンネル登録者は2万人を超え多くの方にご視聴いただいています。

キャンプやアウトドアで紐を使う機会はたくさんあります。テントやタープを張る時、物干しとして使う時等、様々な場面で紐を使います。
その中で紐を結ぶだけではなく、足りなくて継ぎ足すために「繋ぐ」こともあるかもしれません。
↓安心して使える丈夫な紐「パラコード」

今回はシンプルな結び方でありながら強固、解除も簡単というロープワークをご紹介します。
紐やロープを繋ぐロープワーク「シェイクハンズベンド」(Shake Hands Bend)と呼ばれています。
後で書きますがこのロープワークにはいくつか他の名称があります。
とりあえずまずは結び方を動画でご覧ください。
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いかがでしたか？簡単でしょ？輪を２つ作って、合わせて、通すだけ。
強く引っ張っても端を緩めればアラ不思議・簡単に解除できます。

別名

今回頂いたコメントで海外の視聴者デーブさんから、海外では他にもこのロープワークの呼び名があることを知りました。
１つは、「hunters bend」ハンターズベンドです。
お察しの通り、ハンター（狩猟者）が多用していたことから名づけられたと考えられます。

もう1つは「aka riggers bend」アカ・リガーズベンド。
・・・これはどういう意味ダロ？(汗)「リグ」を辞書で調べると、１つには船舶で，帆・索具などの装備一式のこととありました。
「アカ」は・・・ネットで調べると古代アイヌ語であったり、アフリカの民族名で見られたりと様々(汗)
憶測の域ですが、どこかしらの民族が船で使用している内に知られたのかなぁ・と思います(笑)

このようにロープワークは1つの結びを取ってもたくさんの呼び名があることはよくあります。
それが土地や言語、仕事の違いによって呼び名が変わります。
ロープワークを紹介するチャンネルとして困るのはそこで、「～結び」と紹介しても決して「正式名称」ではないのです。全く別の場所で同じロープワークが考案されることもありますから、「これが正式名称だ」と誰も言うことが出来ないのです。

なのでボクの場合、名称の認知度や覚えやすさ等から選定することもありますし、選ぶ要素がない場合（考案したり見つからなかったりした場合）は自分で命名することもあります。チャンネルの目的は多種に渡るロープワークを風化させず「映像」という形で後世に残すことにありますからそれで良いと思います。

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