ロープに輪を作る【アイスプライス】Splice部分を綺麗にまとめる方法
ロープワークをメインに「ひとり親方ロープワーク」YouTubeチャンネルを運営しています「ひとり親方」です。2019年チャンネル登録者は2万人を超え多くの方にご視聴いただいています。
ロープを「結ぶ」のではなく、「編み込む」ことによって繋ぐ技法で「スプライス」というものがあります。
この技法を用いて輪を作るのを「アイスプライス」といいます。
そして今回は編み込み時の処理法としてさらに形が整ったバージョンをご紹介します。
市販のロープでは手間がかかるのでこの処理はされていませんが、仕上がりがとてもキレイです☆
やり方は動画で分かり易く解説していますので良ければそちらをご覧ください。
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いつもながら考案した人はスゴいなぁと思います。実はこの技法の名称がまだよく分からなくて(汗)、名前を知りたいと思っています。
もしご存知の方がおられましたらぜひ教えて下さいm(__)m
注意点
「注意点」という程の事ではありませんが、初めてされる方が挑戦するに当たって注意してほしい点として、ストランドをほぐしてから間引いて切る時にロープ本線の「内側」を切るようにしてください。
動画でも説明しましたが「内側」を切り落として「外側」を編み込むことによって、切り落とされた内側の紐がほつれないように押さえ込まれます。
これをあまりよく考えずに切っちゃうとポロポロッほつれが飛び出してきます、その点をご注意ください。
「スプライス」のいろいろ
「結ばずに編み込む」ことによって強度を出す「スプライス技法」、これまでにいくつかご紹介しましたね。
・アイスプライス↓
・ショートスプライス↓
まだ動画を作っていませんが、他にもスプライスを使用した面白そうなロープワークが存在します。
構造をしっかり理解すると作るのが楽しくなりますね♪(笑)
ボクは店頭で販売されているロープのアイスプライス部分を初めて見たときは「一体どうやって作ってんだろ?」と思っていました。
それからロープワークに興味を持つようになり、ネットで調べたり図書館で専門書を探し求めたりして情報を集めました。
現在では「ひとり親方ロープワーク」としてメインチャンネルを運営するようになり、少しでもロープワークのスキルが風化してしまわないように「映像」という形で世に残しています。こうした取り組みが少しでも皆さんのお役に立つことが出来れば嬉しいです。
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