【キャンプや釣りで役立つ結び方】巻きもやい結びの方法
ロープの結び方をメインに「ひとり親方ロープワーク」YouTubeチャンネルを運営しています「ひとり親方」です。
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今回は主に船舶関連で使用されているロープワーク
「巻きもやい結び」をご紹介します。
その名の通り「巻き」を増やして
もやい結びをします。
結び方についてはいつものように
分かり易く動画で解説しています。
まずはそちらからお楽しみください。
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由来
日本名では”巻きもやい結び”となっていますが
英名では「Water Bowline」となっています。
”水用もやい”という表現になりますかね(笑)
なぜ水中向けなのかというと
巻き数が増えて緩みにくい
という点があります。
水(海水等)の中では波の影響を受けたり
扱うロープの素材にもよりますが
浮力の影響を受けてしまったりで、
地上で扱うよりたくさんの影響にさらされます。
それが原因して緩みが生じてしまうこともあるんですね。
そのため緩みが生じにくいロープワークということで
今回ご紹介した巻きもやい結びが船舶関連でよく使用されるという訳です。
8(エイト)クロスロープ
今回初めてクロスロープを使用して動画を撮りました。
このロープも主に船舶関連で使用されます。
以前にロープの構造について解説しましたが
ロープはヤーン、ストランドそしてロープという順で
構成されています。
日本語にすると糸→紐→綱という感じでしょうか。
通常の三つ撚りロープとは構造がまったく異なり
8本のストランドを2組ずつ、4本にまとめて
それを編み込んでいきます。
この構造については後日動画にまとめてみようと思っています。
特徴としては2種類の異なる撚りのストランドを使用しているので
キンクやねじれに強い
という利点があります。
”これはこれで使用した方が良い”(汗)
動画で解説した通り、「クローブヒッチ」を応用したものなので
ひょっとしたら「コンストリクターノット」でさらに応用できるかもと思って検証してみました。
そしたら期待とは大外れで(笑)
見た目はなんかこんがらがった感じ。
おまけにとても解除しにくいという駄作になりました。
そういうわけで見出しにあるように
このロープワークについてはそのまま使った方が良いです(笑)
新しいロープワークを開発したいという願いがありまして
ブレストを心がけるようにして入るのですが
なかなか上手くいかないもんです(汗)
まぁ諦めない姿勢が大事だと思いますので
気長に素敵なロープワークに出会うまで頑張ります(笑)
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