ロープの末端処理【索端止め】ほつれを止めるロープワーク
今回はロープの末端のほつれを防ぐロープワーク「索端止め」をご紹介します。
実は以前の記事でロープの末端処理の方法の1つとして紹介しました。
→【ロープワーク】ロープ末端の処理方法
ロープに細い紐を巻き付けることによってほつれを防ぐことが出来ます。
この「索端止め」の優れているところは結び目が内部に隠れるので結び目を作ることによって生じる「コブ」がありません。
ですので、例えばループに末端を通すといったような作業をするときに「コブ」のせいで引っかかってしまうというようなことを避けることが出来ます。
↓ボクが普段仕事でよく使う「トラックロープ」丈夫で長持ち。
難しいところは巻き始めの部分で、折り返して巻き始める時に緩みが出ないようにすることが大切です。
ボクなりに試行錯誤を繰り返して確実で良いと思える方法を考案しました。
今回も分かり易く動画で解説していますのでどうぞご覧ください。
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巻き始めは先に3周ほど巻いて引き締めてロックさせてから手を持ち替えるという方法が良かったですね。
以前はこの部分がとても苦労していました(汗)
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注意点
動画内でも解説していますが、索端止めの注意点は「巻く方向」です。
撚り方向と反対側に巻いていかないと緩むことがあります
(詳しくは動画を参照)
実はボクも最近まであまり意識していなかったのですが(汗)海外の関連する動画をよく観察していくうちに気付くようになりました。
もちろん英語で解説されていて何を言っているのかはほとんど分かりません(笑)
でもわざわざ撚り方向と反対に巻いている理由はなんだろう?と考え続けてそれぞれの方向に巻いた物を試作して検証した結果、自身で気付くことが出来たんです。
国内の動画では特に「巻く方向」について言及している動画はあまり見かけたことがないので、知らない方もたくさんおられるんじゃないかなぁと思いました。
こうしたちょっとしたことですが大切な情報が風化してなくなってしまってるんじゃないかと思うともったいない気がしますね。
現代は、「書籍」ではなく「インターネット」で情報が後世に残されていますから、そのニーズに合わせてボクも人類が語り伝えてきたロープワークが少しでも形に残るようにできたらと思います。
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